広く陶磁器の一種で陶器と磁器の中間の性質を持つ焼物です(日本語ではせっ器と言います)。
鉄を多く含む粘土(耐火度の高い土)で素地をつくり、1100〜1300℃と高い温度で焼成された素材です。素焼きのような自然な風合いと、強い素地を兼ねそろえた、陶器や磁器にはない魅力を持っています。
ネパールのフェアトレードNGO「サナハスタカラ」が取り扱う、ストーンウェアシリーズ。生産者は古くから焼き物を作り続けている工房 「ティミセラミックス」の人々です。
ティミセラミックスは、1985年にカトマンズにほど近い陶芸が非常に盛んな村で創設されました。村では、古来より陶芸の技術を世代を超えて受け継ぎ、伝統的な素焼き土器の生産を行ってきました。
焼き物の可能性をさらに広げるために、近代的な窯の設計や新しい色彩の釉薬の開発を経て、重くてもろかった従来の焼き物を生まれ変わらせ、清楚でモダンなデザインのストーンウェアを完成させました。今日もなお、工房では、研究を重ね、さらなる品質の向上を目指しています